GPSに頼らなければ効率が悪いことに 人々は最短経路より長いルートを選択する

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GPS - Sputnik 日本, 1920, 24.10.2021
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私たちの脳は、移動する際に最短ルートを見つけることができるようになっていないことが、米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究者らによって明らかになった。人間の脳は、最終目的地が目の前に見える道を選ぶのだという。
研究者らは今回、1年間で1万4000人を超える人々から55万件超のルートを集め、分析した。
研究者らがデータを分析すると、歩行者は最短ルートではなく、少し長くても目的地からの角度偏差が最小になるルートを選ぶことが分かった。つまり、人は目的地が目の前に「見える」経路を選ぶという。この場合、人は移動時間を短縮できているように感じているという。
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GPSがあれば簡単に最短ルートを出すことができるが、人間や動物の脳では同じ事ができない。野生動物の世界では、エネルギーは非常に貴重な資源であり、捕食者から逃げなければならないときに、最短ルートを算出できずエネルギーを無駄にしてしまうのは非常に愚かなことといえる。
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