日本 近畿北部で記録的な大雪 交通に影響
2021年12月27日, 12:39 (更新: 2021年12月27日, 13:27)
© AP Photo / Koji Sasahara大雪
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日本では27日、近畿北部を中心とした日本海側で記録的な大雪となっていて、車の立往生など交通に影響が出ている。NHKが伝えている。
気象庁によると、日本の上空に数年に一度クラスの強い寒気が流れ込んでいる影響で日本海側で雪が降り続け、特に近畿北部では記録的な大雪となっている。
27日朝にかけての24時間の降雪量は、兵庫県朝来市和田山で71センチ(~4時)、滋賀県彦根市で68センチ(~5時)と、いずれも観測史上1位を記録した。
数年に一度クラスの強い寒気が流れ込んでいる影響で特に近畿北部では雪が強まっています。
— NHKニュース (@nhk_news) December 27, 2021
世界遺産・金閣寺の屋根もすっかり雪化粧しています。https://t.co/GI7OX3usg7#nhk_video pic.twitter.com/QY1s48xL6m
27日午前11時30分の時点で、雪の影響で全日空が25便、日本航空が21便などの欠航を決めている。
滋賀県を走るJR琵琶湖線では27日未明、大雪によるトラブルのため電車が動けなくなり、4つの駅に停車した電車の車内でおよそ190人が一夜を明かす事態となった。
また、大雪による車の立往生も相次いでいる。滋賀県彦根市では27日午前3時半ごろ大型トラックが雪で立往生して走行不能に。午前10時半ごろから徐々に解消しているという。
27日未明、滋賀県彦根市の国道8号線で、大型トラックが雪でスリップして走行できなくなり、現場付近では2キロ以上にわたって多くの車が立往生しています。国道8号線では彦根市に隣接する米原市でも車の立往生が発生していて、警察が状況の確認を進めています。https://t.co/uPQZz6ysGp#nhk_video pic.twitter.com/WYmySecOeq
— NHKニュース (@nhk_news) December 27, 2021
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