故カダフィ大佐と故イエメン元大統領、フセイン元大統領を法廷で守るために資金を提供していた

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イラクの故サダム・フセイン元大統領の弁護士を務めたブシュラ・ハリル氏は、リビアの故カダフィ大佐とイエメンの故サレハ大統領が、フセイン元大統領の弁護委員会(弁護団)に資金を提供していたことを明かにした。
ハリル氏は「弁護委員会の費用については、カダフィ大佐がアンマン(ヨルダン)の委員会事務局で働いていたラゲドさんにお金を寄付し、アリ・アブドラ・サレハ大統領もお金を寄付した」と述べた。
ハリル氏によると、弁護人たちがアンマンからバグダッドへ行くための航空券は、フセイン元大統領の娘のラゲド・サダム・フセインさんが提供していた。ラゲドさんは軍事作戦開始後にヨルダンに入国し、そこで弁護委員会のコーディネーターになったという。ハリル氏は、別の国の他の弁護人たちの航空券もラゲドさんが負担していたが、宿泊費は委員会が支払っていたと指摘した。
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フセイン元大統領は、15年前の2006年12月30日に処刑された。米国は2003年、当時のフセイン政権が大量兵器を保有しているとしてイラクへ侵攻したが、大量兵器は見つからなかった。フセイン元大統領は約半年間にわたって行方をくらましたが、2003年12月に故郷ティクリート近郊で米軍に身柄を拘束された。2004年7月に特別法廷の初公判が行われた。フセイン元大統領は有罪となり、2006年11月5日に死刑判決(絞首刑)を受けた。
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