英国の水辺で古代の「海竜」の化石が発見される

© REUTERS / Anglian Water / Matthew Power Photography巨大な魚竜の化石
巨大な魚竜の化石 - Sputnik 日本, 1920, 16.01.2022
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英中部ラトランドの水辺で、1億8000万年前に生息していた巨大な魚竜の化石が完全な状態で発見された。英BBCが伝えている。
この化石を発見したのは、古生物学者ジョー・デイビス氏と野生生物の保全を目的とした財団の専門家。化石の全長は10メートル、頭蓋骨の重さは1トン以上。古生物学史上の発見において最大のものであり、保存状態も良いという。
研究者らが魚竜の化石を発見したのは2021年2月のことだったが、地中から丁寧に化石を掘り出し、博物館に輸送して調査を行うのに1年近くかかったという。
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魚竜は、その非常に大きな歯と目から「海に棲む竜」と呼ばれ、19世紀初頭に化石収集家で古生物学者のメアリー・アニングによって初めて発見された。同局によると、このイルカに似た魚竜は、約2億5000万年前に初めて出現し、9000万年前に絶滅した。
スプートニクは以前、中国で胎児の骨が良好な状態で保存された恐竜の卵が、地元の研究者らによって発見されたと報じた。
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