日本 無人コンテナ船の実証実験 270キロを自動航行し入港

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日本財団が無人運航の実証実験をしているコンテナ船「みかげ」が25日、鳥取県境港市の境港に入港した。共同通信が伝えている。
日本財団は、海洋船舶事業の支援や国際協力事業を主に行っている公益財団法人。
このコンテナ船は24日に福井県敦賀市の敦賀港を出港し、最新技術を使って約270キロを自動運航した。着岸時には、ドローンが係留ロープを岸壁まで持ち運ぶ実験も行った。産経新聞によると、同財団の海野光行常務理事は、「夜間に荒れた天候の中で自動航行ができたのは成果だ。無人運航が実現しないと将来物流が滞る可能性がある。さらに技術の精度を上げたい」と語っている。
米メディア「CNET」によると、日本財団は11日、世界初となる小型観光船の無人運行を横須賀市で行い成功した。また17日には、同団体は新日本フェリー、三菱重工グループの三菱造船とともに瀬戸内海で大型フェリーの無人運航の実証実験に成功したと発表した。
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