https://sputniknews.jp/20220315/10369252.html
弱い照明でもつけっぱなし就寝は健康に害 ノースウェスタン大学が理由を解明
弱い照明でもつけっぱなし就寝は健康に害 ノースウェスタン大学が理由を解明
Sputnik 日本
米ノースウェスタン大学が、一晩中、部屋の明かりを完全に消さずに寝た場合、血糖値も心拍数も上がることを明らかにした。 2022年3月15日, Sputnik 日本
2022-03-15T23:36+0900
2022-03-15T23:36+0900
2022-03-16T00:39+0900
it・科学
健康
政治
研究
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e5/04/0f/8320268_0:161:3069:1887_1920x0_80_0_0_75470318b18b2caa8fadd640980638be.jpg
ノースウェスタン大学は健康な成人20人を被験者に選び、一晩は真っ暗な部屋で寝てもらい、次の日は街灯の光が部屋に差し込んだくらいの、落とした照明の部屋で寝てもらった。専門家らの評価では、人間は瞼を閉じていても光の5~10%はキャッチすることができる。数値としては大きくないものの、これだけの光でも睡眠の質を十分に妨げられてしまう。その結果、細胞の再生が行われる睡眠相が短くなったため、心拍数の上昇、インスリン抵抗性の上昇、神経系の働きの乱れ、血圧上昇が認められた。部屋の明かりはメラトニンレベルを低下させるほどではなかった。科学者らは、常にそのような状態で睡眠をとる場合、健康を害する恐れがあると指摘している。科学者らは、就寝の2時間ほど前から照明を落とし、夜間は照明やテレビをつけっぱなしにせず、カーテンをきちんと閉め、スリープマスクなどの使用を推奨している。関連ニュース
https://sputniknews.jp/20220116/9958151.html
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
2022
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
ニュース
jp_JP
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e5/04/0f/8320268_168:0:2899:2048_1920x0_80_0_0_7817b9a30ead441eb46b6d4d90dbaac0.jpgSputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
健康, 政治, 研究
弱い照明でもつけっぱなし就寝は健康に害 ノースウェスタン大学が理由を解明
2022年3月15日, 23:36 (更新: 2022年3月16日, 00:39) 米ノースウェスタン大学が、一晩中、部屋の明かりを完全に消さずに寝た場合、血糖値も心拍数も上がることを明らかにした。
ノースウェスタン大学は健康な成人20人を
被験者に選び、一晩は真っ暗な部屋で寝てもらい、次の日は街灯の光が部屋に差し込んだくらいの、落とした照明の部屋で寝てもらった。
専門家らの評価では、人間は瞼を閉じていても光の5~10%はキャッチすることができる。数値としては大きくないものの、これだけの光でも睡眠の質を十分に妨げられてしまう。
その結果、細胞の再生が行われる睡眠相が短くなったため、心拍数の上昇、インスリン抵抗性の上昇、神経系の働きの乱れ、血圧上昇が認められた。部屋の明かりはメラトニンレベルを低下させるほどではなかった。
科学者らは、常にそのような状態で睡眠をとる場合、健康を害する恐れがあると指摘している。
科学者らは、就寝の2時間ほど前から照明を落とし、夜間は照明やテレビをつけっぱなしにせず、カーテンをきちんと閉め、スリープマスクなどの使用を推奨している。