ドネツク人民共和国の自警団 - Sputnik 日本, 1920, 31.01.2022
ウクライナでの露特別軍事作戦
ロシアは2022年2月24日、ウクライナで軍事作戦を開始した。プーチン大統領は、その作戦の目的を「8年間ウクライナ政権によって虐待や大量虐殺にさらされてきた人々を守ること」だと述べた。プーチン大統領は、この目的のために「ウクライナの非軍事化と非ナチ化」を計画していると語った。西側諸国は、特別作戦に関連して、ロシアに対する新たな厳しい制裁を発動した。

歴史的な恥辱 ギリシャ野党、ウクライナ民族主義のアゾフ大隊が参加した演説を非難

© Sputnik / Evgeny Kotenkoウクライナ側の武装組織アゾフ大隊の徴兵
ウクライナ側の武装組織アゾフ大隊の徴兵 - Sputnik 日本, 1920, 08.04.2022
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ギリシャの政党の代表は、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が、ウクライナの民族主義的な戦術単位、アゾフ大隊の兵士とともにギリシャ議会で行った演説について否定的な反応を示している。ゼレンスキー大統領は、キリアコス・ミツォタキス首相のイニシアティブにより、オンラインで約15分間の演説を行った。
演説でゼレンスキー大統領はウクライナ情勢について語り、ギリシャに対して可能な限りの支援を求めた。その演説で、ウクライナ南部のマリウポリにいるギリシャ出身の2人の戦闘員が登場。そのうちの1人はマスクで顔を覆っており、もう1人はアゾフ大隊の戦闘員だと明らかにした。
ゼレンスキー大統領の演説に、ギリシャの野党は激しく反応した。「SYRIZA-急進左派連合」のツィプラス党首は演説終了後、スタンディングオベーションを行わなかった。
ウクライナ南部マリウポリ在住のガリーナ・スルグチさん - Sputnik 日本, 1920, 20.03.2022
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「水たまりの水を飲んでいる」マリウポリの住民、ネオナチが街にもたらしたものについて語る
ツィプラス氏は、「ミツォタキス首相には絶対的な責任がある。(中略)これは歴史的な恥辱だ。ウクライナの人々との連帯は当然のことだ。しかし、ナチスが議会で発言する権利を持つことはできない」と述べた。
その後、ギリシャ政府は、過激な民族主義グループ「アゾフ」の兵士がギリシャ議会での演説に参加したのは誤りであったと認めた。
ヤニス・イコノム首相補佐官は、「アゾフ大隊のメンバーが演説に参加したのは誤りで、失敗である」と述べた。
ウクライナには、国内での活動が禁止されているにも関わらず、実際には民間軍事会社として存在する複数の組織が活動している。その1つがアゾフ大隊で、正式には国家警備隊の下部組織とされている。この大隊のメンバーは、過激な極右やネオナチのイデオロギーと関連がある。アゾフ大隊は、ロシア領内での活動が禁止されている。
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