ドネツク人民共和国の自警団 - Sputnik 日本, 1920, 31.01.2022
ウクライナでの露特別軍事作戦
ロシアは2022年2月24日、ウクライナで軍事作戦を開始した。プーチン大統領は、その作戦の目的を「8年間ウクライナ政権によって虐待や大量虐殺にさらされてきた人々を守ること」だと述べた。プーチン大統領は、この目的のために「ウクライナの非軍事化と非ナチ化」を計画していると語った。西側諸国は、特別作戦に関連して、ロシアに対する新たな厳しい制裁を発動した。

欧州、外交や制裁から「ウクライナの早急な武装化」へ方向転換=ブルームバーグ

© Sputnik / Vladimir Sergeev / メディアバンクへ移行対ロシア制裁
対ロシア制裁 - Sputnik 日本, 1920, 12.04.2022
サイン
ブルームバーグは、欧州諸国はロシアのウクライナでの特殊作戦への対応で、制裁による圧力や外交といった「通常のやり方を超える方向に動いている」と報じている。特殊作戦開始から6週間がたっても何も変化がみられないことから、「ロシアのプーチン大統領に考えを改めさせる最善策」として、「ウクライナの早急な武装化が新たな焦点に浮上した」という。
ブルームバーグによると、ドイツなど「軍事支援には最も消極的」と見られた欧州の一部の国が、「意外にも」ウクライナへの兵器の追加供給を呼び掛けている。ドイツのベーアボック外相は「言い訳をする時間はない」と述べ、「軍需品、とりわけ重火器をさらに送るべきだと主張」しているという。
ルクセンブルクのアッセルボルン外相も「私の結論は、今では武器だ。2カ月前であれば、こんな結論を出すなど狂気の沙汰だと一笑に付しただろう」と述べた。
ブルームバーグは「短期的な影響という観点では、ロシア産原油やガスに制裁を科す以外にEUには取り得る手段がほとんど残されていない。原油やガスへの制裁に関しては、EU加盟国の間で依然として意見が分かれている」と報じている。なお、欧州連合(EU)のジョセップ・ボレル外務・安全保障政策上級代表はすでに「欧州がガスを購入するか否かにかかわらず、いずれにしてもロシア軍は戦争を行うための手段を持つだろう」との結論を下したという。
NATO・ウクライナ - Sputnik 日本, 1920, 07.04.2022
ウクライナでの露特別軍事作戦
「もっとできるはずだ」 NATO外相会議でウクライナ外相が武器供給を主張
一方、欧州は、どのような武器や装備を、どのような保証の下で供給するかについて決定しなければならないことを認識している。各国は、それらがウクライナで盛んに活動している「信頼できない軍事組織」の手に渡ることを危惧しているという。また現代の兵器システムには適切なスキルが必要だが、ウクライナ軍を訓練する時間もない。
関連ニュース
米国の目標は「ロシア弱体化、欧米強化、ウクライナ成功」=サリバン米大統領補佐官
武器供与と対露制裁はウクライナに平和をもたらさない 中国国連次席常駐代表
ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала