中国の侵攻に備える台湾市民
CC BY-SA 4.0 / Supreme Dragon / Flags of the Cross-Strait entities (cropped photo)中国の侵攻に備える台湾市民
CC BY-SA 4.0 / Supreme Dragon / Flags of the Cross-Strait entities (cropped photo)
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台湾の市民らは、中国が侵攻された場合を想定し、民間防衛についての手引きを配布している。米国のニュース雑誌「タイム」が伝えた。
民間防衛の手引きでは、最寄りの防空壕、水や食べ物の貯蔵庫を探すための携帯アプリの使い方や救急用品の準備についてのアドバイスなどが紹介されている。このほか、手引きには、空爆、建物の倒壊、電力停止、供給停止に際してどのように行動すべきかについても記されている。手引きは28ページから成っており、作成には1年かけられたという。
「タイム」は、中国はすでにかなり以前から、台湾併合、領土保全の回復という目的を掲げていると指摘している。しかし、習近平国家主席がこの問題を外交的手段によって解決するため全力を尽くすと約束しているとはいえ、中国が軍事力を行使する可能性はけして除外することはできないとも主張している。タイムのデータによれば、過去2年で中国は1度ならず、台湾海峡に軍用機や艦船を派遣し、領土保全を守るとする声明を出している。
米国と台湾が影で共謀し、台湾問題とウクライナ問題を同一視しようとしているとして、中国が公にこれを非難したというニュースは過去の記事よりお読みいただけます。
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