https://sputniknews.jp/20220624/eu-11680182.html
EU首脳陣、ウクライナ・モルドバを加盟候補国として承認
EU首脳陣、ウクライナ・モルドバを加盟候補国として承認
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欧州連合(EU)のミシェル大統領は、ベルギーのブリュッセルで23日夜(日本時間24日未明)に行われたEU加盟国首脳サミットの結果、EU首脳陣がウクライナとモルドバへの加盟候補国としての地位の付与を承認したと明らかにした。 2022年6月24日, Sputnik 日本
2022-06-24T04:07+0900
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これを受け、ウクライナのゼレンスキー大統領は自身のツイッター上で「EU首脳陣の決定を心から歓迎する。ウクライナ・EU関係においてユニークで歴史的な瞬間だ」とコメントした。また、ミシェル大統領は同じくEU加盟を目指すグルジアについても、同国が条件を満たせば加盟候補国の地位を付与する用意があるとしている。ウクライナとモルドバの実際の加盟には政治・経済的要件などの高いハードルがある。加盟の目安とされる1993年のコペンハーゲン基準では、民主主義、法の支配、マイノリティの尊重のほか、連合内における経済的な競争力と市場原理に耐えうる能力といった条件が挙げられている。ウクライナはドンバス2人民共和国との紛争に直面し、国内のマイノリティであるロシア人排斥などの問題を抱えているほか、モルドバは「欧州の最貧国」と言われるほど経済が発展途上で、一朝一夕には加盟が実現しないことは明白だ。両国の加盟プロセスは数十年単位に及ぶ可能性もある。関連ニュース
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EU首脳陣、ウクライナ・モルドバを加盟候補国として承認
2022年6月24日, 04:07 (更新: 2022年6月24日, 08:06) 欧州連合(EU)のミシェル大統領は、ベルギーのブリュッセルで23日夜(日本時間24日未明)に行われたEU加盟国首脳サミットの結果、EU首脳陣がウクライナとモルドバへの加盟候補国としての地位の付与を承認したと明らかにした。
これを受け、ウクライナのゼレンスキー大統領は自身のツイッター上で「EU首脳陣の決定を心から歓迎する。ウクライナ・EU関係においてユニークで歴史的な瞬間だ」とコメントした。
また、ミシェル大統領は同じくEU加盟を目指すグルジアについても、同国が条件を満たせば加盟候補国の地位を付与する用意があるとしている。
ウクライナとモルドバの実際の加盟には政治・経済的要件などの高いハードルがある。加盟の目安とされる1993年の
コペンハーゲン基準では、民主主義、法の支配、マイノリティの尊重のほか、連合内における経済的な競争力と市場原理に耐えうる能力といった条件が挙げられている。
ウクライナはドンバス2人民共和国との紛争に直面し、国内のマイノリティであるロシア人排斥などの問題を抱えているほか、モルドバは「欧州の最貧国」と言われるほど経済が発展途上で、一朝一夕には加盟が実現しないことは明白だ。両国の加盟プロセスは数十年単位に及ぶ可能性もある。