ロシアがデフォルトに陥ったという認識は誤り=ロシア大統領府ペスコフ報道官

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ロシアのペスコフ大統領報道官 - Sputnik 日本, 1920, 27.06.2022
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国債の利払いは5月に行われ、ロシア国外の国債保有者が受け取れなかったという事実はロシアにとって問題ではない。ロシアの海外資金は違法に凍結されており、それを何らかの形で利用しようとすれば、本質的に完全な窃盗になる。ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官が、このような考えを示した。

「5月に必要な支払いを行ったので、デフォルト(債務不履行)に陥ったという主張は全くの誤りである。そして、(ベルギーにある国債決済機関の)ユーロクリアがその金を保留し国債保有者に届けなかったことは、すでに我々の問題ではない。よってこの場合、この状況をデフォルトと呼ぶ理由は全くない」

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英米カナダ日、ロシア産金の輸入禁止へ
米国のブルームバーグ通信社は27日未明、ロシアは国債の延滞金として1億ドルを支払うための猶予期間が終了し、1918年以来の「デフォルト」になったと発表した。またロシア財務省は、総額125億1000万ルーブル(約3170億円)の資金がユーロ建て債の支払機関であるロシア証券保管振替機関(NSD)に入金されたが、国債保有者には届いていないと明らかにした。
6月22日、プーチン大統領はロシアの外貨建て債務についての新たな一時的措置に関する大統領令に署名した。
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