https://sputniknews.jp/20220720/186-12078215.html
日本、史上最高値で天然ガスを購入 約19.3万円/1000立法メートル=ブルームバーグ
日本、史上最高値で天然ガスを購入 約19.3万円/1000立法メートル=ブルームバーグ
Sputnik 日本
日本の製鉄大手「日本製鉄」はこのごろ、日本史上最高値となる百万英国熱量単位あたり約40ドルで液化天然ガス(LNG)を購入した。1000立方メートルあたり、約1400ドル(19万3000円)の計算になる。米「ブルームバーグ」が伝えている。 2022年7月20日, Sputnik 日本
2022-07-20T05:26+0900
2022-07-20T05:26+0900
2022-07-28T18:56+0900
国内
ガス
エネルギー危機
経済
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/206/23/2062365_387:0:4824:2496_1920x0_80_0_0_7fcdd818039019bdb314bee754ffc836.jpg
ブルームバーグによると、日鉄はLNGの取引に使われる百万英国熱量単位あたり約40ドル、計約13億5000万ドル分のLNGを購入。9月ごろに輸送される見込みだとしている。この額は日本の歴史上では初めて。背景にはウクライナ情勢の悪化後に加速した世界的なエネルギー危機による、燃料を輸入する国々の需要の高まりがある。記事は日本も電力需要の高まりといった問題を抱えているため、高値で購入せざるを得なくなったと指摘する。日本は今年、電力不足を解消するため、世界で最も大口のLNG輸入国になるとみられている。日本政府は7年ぶりの節電要請を行い、最大9基の原子力発電所の再稼働も進めている。7月中旬には萩生田光一経済産業大臣が米国やオーストラリアに対し、LNGの増産や日本への安定供給を求めていた。日本への天然ガス供給をめぐっては、ロシアのプーチン大統領が7月1日、日本企業が出資するロシア・極東の天然ガス開発計画「サハリン2」の現行のオペレーターである「サハリン・エナジー」の資産、また権利や義務を、新設されるロシア企業に移すことを定める大統領令に署名した。これを受け、日本政府は、ロシアの石油・天然ガス開発事業「サハリン2」に関する日本企業の権益維持を目指す方針を固めたことが明らかになっていた。関連ニュース
https://sputniknews.jp/20220719/12wsj-12054053.html
国内
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
2022
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
ニュース
jp_JP
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/206/23/2062365_1070:0:4398:2496_1920x0_80_0_0_8b147ea39608610124cb4b9bae0ad125.jpgSputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
国内, ガス, エネルギー危機, 経済
日本、史上最高値で天然ガスを購入 約19.3万円/1000立法メートル=ブルームバーグ
2022年7月20日, 05:26 (更新: 2022年7月28日, 18:56) 日本の製鉄大手「日本製鉄」はこのごろ、日本史上最高値となる百万英国熱量単位あたり約40ドルで液化天然ガス(LNG)を購入した。1000立方メートルあたり、約1400ドル(19万3000円)の計算になる。米「ブルームバーグ」が伝えている。
ブルームバーグによると、日鉄はLNGの取引に使われる百万英国熱量単位あたり約40ドル、計約13億5000万ドル分の
LNGを購入。9月ごろに輸送される見込みだとしている。この額は日本の歴史上では初めて。
背景にはウクライナ情勢の悪化後に加速した世界的なエネルギー危機による、燃料を輸入する国々の需要の高まりがある。記事は日本も電力需要の高まりといった問題を抱えているため、高値で購入せざるを得なくなったと指摘する。
日本は今年、電力不足を解消するため、世界で最も大口のLNG輸入国になるとみられている。日本政府は7年ぶりの
節電要請を行い、最大9基の
原子力発電所の再稼働も進めている。7月中旬には萩生田光一経済産業大臣が米国やオーストラリアに対し、LNGの増産や日本への安定供給を求めていた。
日本への天然ガス供給をめぐっては、ロシアのプーチン大統領が7月1日、日本企業が出資するロシア・極東の天然ガス開発計画
「サハリン2」の現行のオペレーターである「サハリン・エナジー」の資産、また権利や義務を、新設されるロシア企業に移すことを定める大統領令に署名した。これを受け、日本政府は、ロシアの石油・天然ガス開発事業「サハリン2」に関する日本企業の権益維持を目指す方針を固めたことが明らかになっていた。