APEC食料安保相会合 ウクライナ情勢をめぐり 共同声明を見送り

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ドネツク州の畑で小麦の収穫をする様子 - Sputnik 日本, 1920, 26.08.2022
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26日、日本、米国、ロシアなど21カ国が参加するアジア太平洋経済協力会議(APEC)の食料安全保障担当相会合が開催されたものの、ウクライナ情勢をめぐって各国の意見が一致せず、共同声明の採択は行われなかった。
今回、日本からは野村哲郎農水相が出席した。会合で野村氏は、ウクライナをめぐる状況は新型コロナウイルスのパンデミックとサプライチェーンの混乱による世界的な食糧危機を悪化させるだけだと強調した。
この会合では、日本や欧米諸国がロシアによるウクライナでの特別軍事作戦が食料危機を招いていると主張し、ロシアはこれに反発した。
これにより、全会一致が必須の、食糧安保に関する共同声明の採択は行われないこととなった。
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ウクライナでの露特別軍事作戦
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APECの食料安保相会合で共同声明の採択を見送ったのは、今回が初めて。APECでは2010年以降、食料安全保障に関する閣僚会議が開催されている。
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