ドネツク人民共和国の自警団 - Sputnik 日本, 1920, 31.01.2022
ウクライナでの露特別軍事作戦
ロシアは2022年2月24日、ウクライナで軍事作戦を開始した。プーチン大統領は、その作戦の目的を「8年間ウクライナ政権によって虐待や大量虐殺にさらされてきた人々を守ること」だと述べた。プーチン大統領は、この目的のために「ウクライナの非軍事化と非ナチ化」を計画していると語った。西側諸国は、特別作戦に関連して、ロシアに対する新たな厳しい制裁を発動した。

「交渉のテーブルに戻るようウクライナに呼びかける」=プーチン大統領

© BelTA / メディアバンクへ移行ロシアとウクライナの旗
ロシアとウクライナの旗 - Sputnik 日本, 1920, 30.09.2022
サイン
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は30日、ドネツク、ルガンスク両人民共和国、ザポリージャ(ザポロジエ)、ヘルソン両州の4地域を新たな構成体としてロシア連邦へ編入する協定の調印式の冒頭で演説し、ロシアはウクライナとの交渉の用意があると表明。ウクライナ側に戦闘をやめ、交渉のテーブルに戻るように呼びかけた。
プーチン大統領は演説でロシアはウクライナとの交渉の用意があると従来の立場を改めて示し、次のように述べている。

「攻撃や戦闘行為を即時停止するようウクライナ政権に呼びかける。2014年にウクライナ政権が勃発させた戦争をやめ、交渉のテーブルに戻られよ」

一方で、今回ロシアに編入される4地域については、すでに最終的決定がなされたとして、譲歩しない構えを示した。

「ドネツク、ルガンスク、ザポリージャ、へルソンの住民の選択について議論はしない。もう完了したことだ。ロシアは彼らを裏切らない」

プーチン大統領 - Sputnik 日本, 1920, 30.09.2022
ウクライナでの露特別軍事作戦
ロシア編入文書、プーチン大統領と4地域首長が調印

「ウクライナ政権やその主である西側諸国は私の話を聞いてほしい。ルガンスク、ドネツク、へルソン、ザポリージャの人々は我々(ロシア)の国民となるのです。永遠に」

プーチン大統領はこのように述べ、ウクライナ政権はロシア編入を選択した人々の自由意志を尊重しなくてはならず、そうしてのみ平和への道は開かれると続けた。
ロシア大統領府は30日、ドネツク、ルガンスク両人民共和国、ザポリージャ、ヘルソン両州の4地域を新たな構成体としてロシア連邦へ編入する協定の調印式を行った。調印式は首都モスクワのクレムリンで行われ、プーチン大統領と4地域の首長が編入に関する文書に署名。調印後に5人は手を取り合い、会場からは拍手と歓声があがった。
4地域のロシアへの編入に関する法的手続きは来週初めに完了する見込み。ロシア連邦議会は署名された条約を批准し、ロシアの新たな構成主体の形成に関する憲法を採択する必要がある。これらはすべて、連邦院(上院)が承認し大統領が署名することで効力が発生する。
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