Место утечки на газопроводе Северный поток-2 у берегов датского острова Борнхольм - Sputnik 日本, 1920
「ノルドストリーム」の爆破工作
ガスパイプライン「ノルドストリーム」と未使用の「ノルドストリーム2」で爆発が発生したのは2022年9月。ドイツ、デンマーク、スウェーデンは工作活動による破壊の可能性を否定しなかったが、爆破の犯行を認める声明はいずれの側からも出されなかった。ところが2023年2月初め、ピューリッツァー賞受賞の調査報道記者、シーモア・ハーシュ氏が、破壊工作に米国が関与というすっぱ抜き記事を発表。米国はこれを否定したが、ロシアは「ノルドストリーム」の爆発が破壊行為だったという新情報を受けて、国連安全保障理事会の開催を要請した。特設コーナーは、破壊工作の捜査に関する最新情報、専門家の評価や見解を逐次掲載しています。

中国の研究者 ノルドストリーム2のガス漏れの規模を推定

© 写真 : Forsvarskommandoenノルドストリーム2のガス漏れ
ノルドストリーム2のガス漏れ - Sputnik 日本, 1920, 10.10.2022
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中国の研究者らは、天然ガスパイプライン「ノルドストリーム2」の破壊によるガス漏れの程度を高度な衛星技術を用いて推定した。研究者らによると、ガス漏出量は1時間あたりで70トン。香港の英字紙「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」が報じている。
同紙によると、9月26日に発生したノルドストリーム2の破壊事故後、中国政府は研究者らにメタンガスの大気放出規模を推定するよう要請したという。研究者らは、この調査の際に中国の最新鋭の地球観測衛星「高分5号02」を使用した。
研究者らが、ノルドストリーム2が破裂した海域で9月30日に得られた衛星データに基づいて算出したところ、ガスの漏出量は1時間あたり70トンにのぼることが分かった。
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