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「ファンの意見は私のプログラムに影響を与えない」  ワリエワ 物議を醸したフリーと五輪後に受けたヘイトについて語る

© Sputnik / Alexander Vilf / メディアバンクへ移行カミラ・ワリエワ
カミラ・ワリエワ - Sputnik 日本, 1920, 24.10.2022
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モスクワで23日、ロシア国内のフィギュアスケート「グランプリ」第1戦が終了した。2022年北京冬季五輪でドーピング疑惑が持ち上がったカミラ・ワリエワ(16)が、第1戦のフリースケーティング終了後、記者からの質問に答えた。

演技と五輪後のシーズンについて

ワリエワはフリーでウルトラC級のエレメントを成功させなかったものの、トリプルアクセルと4回転トウループを披露したソフィア・アカチエワを抑えて優勝した。ワリエワ自身は、自分の演技をこう振り返っている。

「どの演技であっても、全ての演技を好きだとは言えません。それでもコーチは、うまくでき たと言うでしょう。トウループに挑戦してよかったと思っています。初めて跳ぶような気がして、とてもエキサイティングな感じがありました。リスクを取らないという考えはありませんでした。オリンピック・シーズンでは(リスクをとらないことに)意味があります。オリンピック後のシーズンでは、リスクを取りたいのです。本当は4回転を飛びたかった。だから多分失敗したんだと思います」

「私は万人に好かれるような花ではありません」

記者からは、北京五輪での出来事を盛り込んだフリーをどのような感情で演技したのかという質問があった。

「このフリーをうまく滑れないとか、滑るのが大変だったとは言えません。コーチや自分に向けられたヘイトをたくさん目にしました。ファンの意見は私のプログラムに影響を与えません。コーチや自分より信頼の置ける人の意見だけが私にとって重要なんです。私は万人に好かれるような花ではありません。誰もが花が好きというわけではありません」

また、ワリエワは今後の予定についても語ってくれた。

「トリプルアクセル、4回転サルコーを自分に取り戻すことを始めたいと思っています。ゆっくりと自分に戻していくつもりです。おそらく、カザン大会では演技内容がより難しいものになるでしょう」

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全露フィギュアのジュニア大会、プルシェンコ氏の教え子チトワが首位発進
ワリエワは、11月4日から6日にかけてカザンで開催されるロシアグランプリ第3戦に出場する予定。第2戦は10月28日から30日にソチで開催され、女子シングルではアレクサンドラ・トルソワ(18)、アデリア・ペトロシャン、ソフィア・サモデルキナが出場する。
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