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やっと「快楽を感じるようになった」=悲運の女王・ワリエワ フィギュア・ロシアGPで首位発進

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滑走後に笑顔を見せるワリエワ選手 - Sputnik 日本, 1920, 06.11.2022
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フィギュアスケートのロシア国内大会「ロシア・グランプリ」第3戦は5日、タタルスタン共和国のカザンで行われ、北京五輪団体金メダリストのカミラ・ワリエワ選手(16)がショートプログラム(SP)で83.30点をマークし首位発進した。
2位にはベロニカ・ヤメトバ選手(15)(75.90)、3位にはクセニヤ・シニチナ(18)(70.54)が続いた。女子のフリースケーティング(FS)は6日、日本時間午後8時半から行われる。
ワリエワ選手は2021年の欧州選手権で優勝し、北京五輪でも団体で金を獲得したものの、その後はドーピング疑惑やけがで不遇の時期を過ごしてきた。この日の滑走後には、ようやく感じられるようになったファンの前で演技を見せる喜びを次のように話している。

「信じられないほどの気分。私には最高のファンがいます。快楽を感じられるようになってきて嬉しいです。ファンのために、そして演技にも注意を向けながら滑りました」

また、今回はけがの影響もあり高難易度のウルトラCの技は出さなかった。ワリエワ選手は「高難易度の技の復活はゆっくりです」と話しながらも、練習では「釣り竿」の補助を借りながらトリプルアクセルやトリプルサルコーを跳んでいるという。
一方、所変わってフランスで行われたISUグランプリシリーズ第3戦では、日本の住吉りをん選手(19)が130.24点をマーク。SPとの合計で194.34点を獲得し、見事3位に入賞した。SPで3位だった河辺愛菜選手(18)は182.50位で6位だった。1位はベルギーのルナ・ヘンドリックス選手(22)で、216.34を記録した。
同大会男子では4日に行われたSPで日本の山本草太選手(22)が首位発進(92.42)。同じくGP初優勝を目指す友野一希選手(24)は2位(89.46)となっていた。男子フリーの結果は日本時間6日未明にも明らかになる見通し。
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