撃破されたロシアの戦車前に献花 アムステルダム
2023年5月26日, 09:00 (更新: 2023年5月26日, 15:04)
サイン
オランダのアムステルダムでは、ウクライナで破壊されたロシア戦車T–72が設置され、人々がハート型の花輪を献花した。スプートニク通信の記者が伝えた。
25日にアムステルダムのレイドセプレイン広場に設置されたロシア戦車T–72の前に、人々がハート型の花輪をささげた。
In front of the Russian T-72 tank, which was shot down in Ukraine, exhibited in Amsterdam, they laid out a heart of flowers pic.twitter.com/4SDxiWZIBJ
— Spriter (@Spriter99880) May 25, 2023
花輪は燃えた戦車の前のアスファルトの上に置かれた。砲身にはひまわりの花も添えられ、また車体にも数えきれないほどの花が置かれた。戦車は鉄柵に囲まれる形で展示されている。
Russian #tank in #Amsterdam was pelted with flowers
— RRN.world (@RRN_breaking) May 25, 2023
The T-72 tank was brought and put on display as a trophy of war, in order to "talk about democracy and the madness of war”. pic.twitter.com/eWDbXVxUnH
伝えられているところによれば、戦車は6月4日まで設置されることになっている。
この戦車は、2023年3月末にはオランダ、グルースベークの国立解放記念館の前、また2月末にはベルリン中心部に設置されていた。戦車を設置した親ウクライナ派の活動家らは、ウクライナ軍を支援するイベントを実施する予定だったが、ベルリンの市民たちにより阻止された。戦車の設置場所を訪れた人々の多くは、平和を求めるスローガンを掲げ、ウクライナへの武器支援に抗議し、花をささげた。
ウクライナ紛争の激化に反対する大規模な抗議行動の参加者らは警官らが見守るなか、ささげられた花を取り除こうとしたが、献花はその後も続いた。