ロシアの戦闘レーザーシステム
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長年SF世界の産物と考えられてきたレーザー兵器が近年、技術の大きな進歩により実用化されつつある。ロシアもこれまで軍事用レーザーの開発に多額の投資を行ってきており、軍には現在3つのレーザーシステムが導入されている。スプートニクは今回、その3つのレーザーシステム「ソコル・エシュロン」、「ペレスヴェト」、「ザディラ」を動画で紹介する。
「ソコル・エシュロン」と「ペレスヴェト」は、大気圏内の無人航空機(UAV)や1500キロまでの高度で宇宙機を無力化する。また、「ザディラ」は最大5キロ離れたドローンを破壊できるよう設計されている。
レーザーは従来のミサイルと比較して発射1回当たりの費用が抑えられ、重力や空気抵抗等の影響を受けないなど様々な利点がある。しかし、大量の電力を確保する必要がある上、霧や雲などの気象条件によりレーザー効果が著しく低下する可能性があるという欠点もある。
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