円相場、一時153円台後半まで下落 34年ぶり安値水準をまた更新

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日本円 - Sputnik 日本, 1920, 15.04.2024
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15日午前の東京外国為替市場で、円相場が一時1ドル=153円台半ばまで下落した。1990年6月以来、約34年ぶりの円安水準となった。株価と同じく中東情勢の緊迫化が影響したとの見方が出ている。
米国で金融引き締めが長期化するとの見方は依然として広がっており、日米の金利差を意識した円売り・ドル買いが進んでいる。
NHKは、「中東情勢の緊迫化を受けたエネルギー価格の上昇傾向で日本の貿易収支の悪化も意識されていて、円安方向に進みやすい環境が続いている」という市場関係者の分析を引用している。
取引データによると、日本時間15日午前7時15分の時点で、ブレント原油先物(6月物)は1バレル=90.48ドル、WTI原油先物(5月物)は1バレル=85.69ドルと小幅に上昇した。
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