【まとめ】G7外相会合 共同声明発表
2024年4月20日, 00:21 (更新: 2024年4月20日, 00:22)
© AP Photo / Gregorio BorgiaG7外相会合
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サイン
イタリアでのG7外相会合は19日、共同声明「G7外相コミュニケ」を発表した。
ロシアについて
G7はロシアに協力する第三国の企業や個人に対して追加制裁を科す。
G7は「それぞれの法制度及び国際法と整合的な形」で、凍結したロシア資産をウクライナ支援のために活用する作業を継続する。
G7は引き続きロシアの将来のエネルギー事業の開発を妨げ、石油の上限価格の遵守及び執行を強化するための措置を引き続き講じる。
G7は「3月22日にモスクワ近郊で発生したISISによるものとされる悲劇的なテロ事件について、ウクライナを非難しようとするロシア当局の根拠のない試みを断固として拒絶する。我々はロシアに対し、この悲劇をウクライナへの偽情報工作として利用することを停止するよう求める」。
ウクライナについて
G7は国際的なパートナーと共に、ウクライナとウクライナの人々に対する軍事的、財政的、政治的、人道的、経済的及び開発的支援を継続することを決意する。
G7諸国が承認した追加支援並びにカナダ及び日本による2024年第1四半期における迅速な財政支援の提供を歓迎する。
イラン
イランの行動は、地域の不安定化と更なるエスカレーションにつながる受け入れられない一歩であり、それらは避けなければならない。
4月19日の攻撃の報道を受け、G7は全ての当事者に対しさらなるエスカレーショ ンを防ぐために取り組むよう強く求める。G7はこのために引き続き取り組む。
ガザにおける紛争
G7は昨年10月7日に始まった「ハマス及びその他のテロリスト集団によるイスラエルに対する残忍なテロ攻撃」を最も強い言葉で非難する。
イスラエルは、自国を守る権利の行使に際し、国際人道法を含む国際法を完全に遵守しなければならない。
G7は全ての関係者に対し自制と緊張緩和に向けて取り組むことを強く求める。