ロイター通信が対ロシア攻撃に関する英外相の発言を一時取り消し 露外務省がコメント

© AFP 2023 / Geoff Caddick キャメロン英外相
キャメロン英外相 - Sputnik 日本, 1920, 03.05.2024
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ロイター通信は、英国のキャメロン外相がキエフ訪問中、ウクライナには英国から提供された兵器を使ってロシア国内の標的を攻撃する権利があると述べたとする記事を一時撤回した。露外務省のザハロワ報道官は、英政府はこの発言に対する反響を受け、引き下がらざるを得なくなったのだとコメントした。
「まさに『英国的殺人』が目の前で繰り広げられている。彼(キャメロン氏)が、『キエフは英国の兵器を使ってロシア領土を攻撃できる』と言ったのは確かだ。しかし、この発言に対する反響により、英政府は引き下がることを余儀なくされ、ロイターを犠牲にすることになった」
ロイター通信は、「文面の特定の詳細を検討する見込みだ」として記事の撤回を示唆した。
しかし、モスクワ時間3日0時過ぎ、ロイター通信は取り下げたニュースを再び掲載した。目に見える変更はなく、ロシア領土を攻撃するために英国の兵器を使用するウクライナの「権利」にまつわる発言の引用も変更されてない。
タイムズ紙によると、英軍のラダキン国防参謀長は、ウクライナ軍の戦闘計画を密かに支援しており、特にロシア海軍黒海艦隊の艦船を攻撃するための戦略策定でキエフを支援したという。この情報について、露大統領府のペスコフ報道官は、英政府がウクライナ紛争に直接関与していると強調した。
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