「世界はキューバ危機以来の核エスカレーションに近づいている」 英首相が発言

© AP Photo / Aberto Pezzaliスナク英首相
スナク英首相 - Sputnik 日本, 1920, 14.05.2024
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英国のリシ・ スナク首相は13日、英シンクタンク、ポリシー・エクスチェンジで講演し、ロシアのプーチン大統領の「無謀な行動」により、「キューバ危機以来の危険な核エスカレーション」に近づいたとされていると発言した。
スナク氏はまた、露大統領がガス供給を停止したことで人々の生活に「壊滅的な影響」を与え、英国のエネルギー安全保障を危険にさらしたと非難した。
このほか、スナク氏は英国が直面する脅威の増大について語り、英国の価値観を損なおうとする「ロシア、イラン、北朝鮮、中国といった権威主義国家の枢軸」の活動を指摘した。
これに対し、露外務省のザハロワ報道官は自身のテレグラム・チャンネルで反論。「危険な核エスカレーション」について、欧州最大の原発であるザポロジエ原発を砲撃しているのは他の誰でもなくキエフ政権であると述べた。
また、エネルギー安全保障の脅威について、ロシアはガス供給を一瞬たりとも止めていないと強調。「もし誰かが『人々の生活に壊滅的な影響』を与えたとすれば、それはガスパイプライン『ノルドストリーム』の破壊を命じた者たちであり、そしてこのテロ攻撃に関する国際的な調査が行われることを不可能にした者たちだ」と綴った。
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