バイデン氏、ネタニヤフ氏に対するICCの告発を拒否 ガザでの戦闘を虐殺とみなさず

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バイデン米大統領 - Sputnik 日本, 1920, 21.05.2024
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バイデン米大統領は、ホワイトハウスでの演説で、米国はガザ地区で起きていることを大量虐殺とは考えておらず、イスラエル指導者に対する国際刑事裁判所(ICC)主任検察官の告発を拒否すると述べた。
バイデン氏はこれより前、ホワイトハウスが発表した声明で「イスラエルの指導者らに対して逮捕状を請求したICC主任検察官の決定は言語道断だ」とし、「検察官が何を主張しようと、イスラエルとハマスは同等ではない」と非難した。
20日、ICCのカーン主任検察官は、イスラエルのネタニヤフ首相と同国のガラント国防相の逮捕許可を求めていることが明らかになった。またカーン氏は、イスラム組織ハマスのガザ地区指導者シンワル氏、最高指導者のハニヤ政治局長、軍事部門トップのデイフ氏の逮捕状を求める意向。彼らは全員、国際刑事裁判所から戦争犯罪で告発された。
米政府の発表によれば、米国はイスラエル政府のガザ地区における行動に対するICCの調査を支持しておらず、ICCがこの問題に関して権限を持っているとは考えていない。
ネタニヤフ氏は、逮捕状発行の可能性に関する情報についてコメントし、ICCによる「イスラエル固有の自衛権を損なう」いかなる試みも許さないと表明した。
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