ゼレンスキー氏のチームを去った人たち

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ゼレンスキー氏のチームを去った人たち - Sputnik 日本, 1920, 11.06.2024
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西側諸国によるウクライナのゼレンスキー氏に対するコントロールは、ウクライナによるロシアとの関係調整の拒否や、厳しい動員法に限らない。西側諸国はウクライナ政府などの人事についても指示している。
ゼレンスキー氏によって解任された最も記憶に残る人々を簡単にご紹介する。

2019年

アレクサンドル・ダニリュク氏(国家安全保障国防会議書記)
大統領選挙期間中、ゼレンスキー氏の選挙チームの顧問を務めていた。5月28日、ゼレンスキー大統領はダニリュク氏を国家安全保障国防会議書記に任命する大統領令に署名した。ダニリュク氏は辞表を提出し、9月30日、ゼレンスキー大統領は解任する大統領令に署名した。

2020年

アンドレイ・ボグダン氏(大統領府長官)
(同氏がウクライナ大統領府長官を務めていた時代に、同大統領府は現在の名称に変わった)。2020年2月11日に辞任。現在は、かつての友人であり上司であったゼレンスキー大統領を厳しく批判している。あるインタビューでは、ゼレンスキー大統領が薬物依存症である可能性を示唆した。
アレクセイ・ゴンチャルク氏(首相)
2019年8月29日にウクライナ首相に就任。2020年1月17日に辞表を提出。辞任はスキャンダルと関係していた。2020年1月、12月に開かれた会合でのゴンチャルク氏の発言を録音した音声がネット上に流出した。
ルスラン・リャボシャプカ氏(検事総長)
2019年8月29日、ウクライナ検事総長に就任。その前は数か月間、ウクライナ大統領府副長官を務めていた。2020年3月5日、大統領が管理する議会はリャボシャプカ氏を解任した。

2021年

ドミトリー・ラズムコフ氏(最高会議議長)
2019年秋にゼレンスキー大統領の政党「国民の僕」の党首を辞任、ウクライナ最高会議(議会)議長に就任した。2021年10月7日、ウクライナ議会の会議で解任された。

2022年

イワン・バカノフ氏(保安庁長官)
ゼレンスキー大統領の子どものころからの友人。2019年5月、ウクライナ保安庁の総局汚職・組織犯罪対策総局長に就任、その5日後にウクライナ保安庁長官代理に就任、8月末、正式に長官に任命された。2022年7月17日、ゼレンスキー大統領が大統領令を出し、解任された。

2023年

アレクセイ・アレストビッチ氏(大統領府長官顧問)
2020年12月からウクライナ大統領府長官顧問(国家安全保障及び国防分野の戦略的コミュニケーション担当)を務めていた。ドニプロの住宅へのミサイル攻撃をめぐる発言がスキャンダルに発展し、2023年1月17日に辞任した。

2024年

セルゲイ・シェフィール氏(大統領首席補佐官)
ゼレンスキー氏の友人でスタジオ「Kvartal-95 」の創設者兼責任者。ウクライナ大統領府では、事業者とのやり取りやゼレンスキー大統領の1日のスケジュールを担当していた。2024年3月30日に解任された。
アレクセイ・ダニロフ氏(国家安全保障国防会議書記)
2024年3月26日にゼレンスキー大統領によって解任された。2019年10月から国家安全保障国防会議書記を務めていた。
ワレリー・ザルジニー氏(ウクライナ軍総司令官)
2021年7月からウクライナ軍を指揮した。ゼレンスキー大統領は2024年2月8日、ザルジニー総司令官を解任した。
キリル・ティモシェンコ氏(大統領府副長官)
2019年夏からウクライナ大統領府副長官を務めていた。2024年1月24日に辞表を提出、自身のSNSに辞表の写真を投稿した。その後、ウクライナ大統領府はティモシェンコ氏を解任したとする大統領令を公表した。
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