クロマグロ国際会議、漁獲量1.5倍で合意

マグロ - Sputnik 日本, 1920, 16.07.2024
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水産庁は16日、北海道釧路市で開かれた太平洋クロマグロの資源管理について話し合う国際会議で、大型魚の漁獲枠を昨年より50%、小型魚については10%増やすことで基本合意したと発表。日本の各メディアが伝えた。
現行では30キロ以上の大型魚の約73%、それ以下の小型魚の約85%の枠が日本に割り当てられている。全体の漁獲枠が増えれば、日本に割り当てられる枠も大きくなる。各国の漁獲枠は12月の年次会合で正式決定する。
クロマグロは乱獲で資源量減少が懸念されてきたが、近年は回復傾向に。そのため日本側は今年、大型魚を2.31倍、小型魚30%増加させるよう提案していた。だが、厳格な資源管理を求める国もあり、今回決まった数字で妥協したとみられる。
クロマグロは別名「本マグロ」とも呼ばれる高級魚。寿司や刺身に使われ、日本料理には欠かせない要素となっている。
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