「ペルミのハンニバル」が出所 元凶悪殺人犯、動物保護施設に就職

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殺人鬼(イメージ) - Sputnik 日本, 1920, 17.07.2024
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ロシアで1990年代後半に少女を殺害し遺体を食べたなどとして、「ペルミの人食いハンニバル」と恐れられたミハイル・マリシェフ元受刑囚が、20年以上の服役を終え出所した。
元受刑囚は出所してしばらく、地元ペルミの野犬保護施設に勤め自立支援を受けていた。スプートニクは施設の担当者の女性に、元受刑囚の様子を聞くことができた。
元受刑囚は足が不自由だったが、檻の掃除をはじめ様々な仕事をこなし、報酬として食事の提供を受けていたという。

「話した感じでは普通でした。しかも頭もよくてね。彼は足が不自由だから、やっとのことで歩いてるのよ。だから誰にも追いつくことはできません。逆に彼自身が食べられちゃうくらいよ」

地元警察によると、元受刑囚は現在も保護観察を受けているという。
マリシェフ元受刑囚は1997年、当時16歳の女子生徒を殺害し、遺体の一部をペリメニやハンバーグにして食べたとされている。翌年には知人の男性も殺害。他にも複数人を手に掛けたとみられるが、裁判で有罪となったのは2件のみだった。
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