英国が200年の占領を終了してチャゴス諸島をモーリシャスに返還、軍事基地の使用は99年継続

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英国が200年の占領を終了してチャゴス諸島をモーリシャスに返還、軍事基地の使用は99年継続 - Sputnik 日本, 1920, 04.10.2024
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英国はインド洋のチャゴス諸島を東アフリカのモーリシャスに返還する。ただし、領有権の返還と引き換えに現地の基地使用は今後99年間にわたって認められる。
発表によると、最も大きいディエゴガルシア島にある軍事基地の使用は引き続き認められるとのこと。1966年に島を借り受けた米軍が整備したこの基地は、アフガニスタンへの空爆やイラク戦争において爆撃機や艦艇の出撃拠点となり、英軍も共同使用している。
英国によるチャゴス諸島の統治について国際司法裁判所は2019年、国際法違反だとして返還を勧告していた。
なお、一部報道によると、米軍はこの返還に水面下で反対していたという。ディエゴガルシア島付近の島々に中国が進出し、軍事作戦の内容が傍聴されるとの懸念を抱いている模様。
モーリシャスは中国との間で47件の共同開発プロジェクトを推進しており、チャゴス諸島の使用を中国に許可する可能性が高い。
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