完全停戦までイスラエルとの交渉の意味なし=ハマス幹部

© AP Photo / Jehad Alshrafiガザ
ガザ - Sputnik 日本, 1920, 09.10.2024
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ハマス指導部は、完全な停戦とイスラエル軍のガザ地区からの撤退が実現するまで、人質交換をめぐる交渉に意味を見出していない。レバノン国内でハマス政治部門代表を務めるアイマン・シャナア氏が、スプートニクに対し語った。

「いかなる交渉も、完全で即時の停戦、イスラエル軍のガザ撤退から始まるべきだ。それまでは人質解放の議論に意味はない。抵抗は弱まっているとイスラエルが感じるのは勝手だが、敵に教訓をもたらす前線はまだたくさんある」

シャナア氏はさらに「ハマスには停戦の準備があったが、イスラエルのネタニヤフ首相の立場のせいで交渉は失敗に終わった」との立場を示した。
パレスチナ・ガザ地区のイスラム組織ハマスが、イスラエルを奇襲攻撃してから7日で1年が経った。同国南部では多数の民間人が殺害され、人質として連れ去られるなど、世界に衝撃を与えた。
その後のイスラエルによる軍事作戦では、ガザ地区だけで4万1965人(9日時点)が死亡。そのほか、1万人以上が行方不明になっている。
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