戦車で平和維持軍また攻撃と国連 イスラエル「アクシデント」

© AP Photo / PETER DEJONGメルカバ
メルカバ - Sputnik 日本, 1920, 17.10.2024
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イスラエル・レバノン国境地帯で停戦監視を担う平和維持部隊「国連レバノン暫定軍」は16日、レバノン南部にある拠点がイスラエル軍の戦車に攻撃されたと発表した。
発表によると、イスラエル軍は戦車メルカバで、監視塔に向かって砲撃。カメラ2台が破壊され、塔も損傷した。国連レバノン暫定軍は「直接的かつ明らかに意図的な発砲をまたもや目撃した。イスラエル軍は国連施設の不可侵性を尊重するよう注意喚起する」としている。
一方、イスラエルのカッツ外相は「それはアクシデントだった。国連部隊への攻撃は我々の方針ではない」と故意の攻撃は否定した。
さらに外相は、イスラエル側は「問題解決に向け取り組んでいる」と強調。国連レバノン暫定軍は撤退を望んでおらず、イスラエル軍や外務省が窓口となって交渉中だと説明した。
イスラエル軍は1日からレバノンにおける「限定的地上作戦」を実施している。13日にはイスラエル軍が国連レバノン暫定軍の拠点の正門を破壊し、強行突入したと伝えられ、各国から非難の声があがっていた。
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