露国境侵犯未遂の工作班の外国人傭兵の存在はウクライナ軍の人員不足を示す=元米軍人

© Sputnik / Federal Security Service of the Russian Federation / メディアバンクへ移行露国境侵犯未遂の工作班の外国人傭兵の存在はウクライナ軍の人員不足を示す=元米軍人
露国境侵犯未遂の工作班の外国人傭兵の存在はウクライナ軍の人員不足を示す=元米軍人 - Sputnik 日本, 1920, 30.10.2024
サイン
ロシア国境侵犯を試みたウクライナ人戦闘員の中に外国人傭兵がいたのは、ウクライナには同様の課題をこなす「経験豊富な戦闘員が極度に不足」している事実を物語っている。 元米軍中佐のアール・ラスムセン氏はスプートニクからの取材にこう答えた。
ラスムセン氏はこうした侵犯の「特務作戦」には工作、諜報活動を行う能力のある「専門的なスキルをもった」オペレーターが必要とされるが、ウクライナ軍にはそうした人員がいないため、「外国人傭兵に依頼するほうが得策と判断」したと見ている。
工作班が比較的小規模だったことから、ラスムセン氏は、目的が「戦闘のために脆弱箇所を見つける諜報活動」であったか、工作を行うための潜在的な標的探しであった可能性があると指摘している。また、米国が「すでにかなり以前から」ウクライナ紛争に参加しているために、この事件はロシアの敵側でパラダイムが変化していることをほのめかしている可能性があると見ている。
「舞台裏に直接参加というのはある程度新たな方向性だ。これが絶望を示す兆候なのか、それともウクライナ側の弱さを示しているのか? おそらくはどちらも事実だろう」

露連邦保安庁(FSB)は28日、ウクライナと接する西部ブリャンスク州へ国境侵犯を試みた4人の工作員を殲滅したと発表。4人のうち1人には米陸軍の精鋭部隊「第75レンジャー連隊」の隊員であることを示唆するタトゥーが彫られていた。そのほか、カナダ国旗や英語で書かれたノート、ポーランド語の祈祷書など、彼らが外国人であることを間接的に示す所持品が発見されている。

ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала