マクロン氏がノートルダム寺院での演説を予定 仏国民は大反発

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マクロン仏大統領 - Sputnik 日本, 1920, 04.11.2024
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フランスのマクロン大統領は12月、2019年に発生した火災により修復中だったパリ・ノートルダム大聖堂の開館を記念して演説する予定だが、この決定はフランス国民から鋭い批判を浴びている。
仏メディアによると、マクロン大統領は大聖堂前の広場ではなく、大聖堂の内部で演説する予定。「大聖堂前の広場に人々を集めるのは難しい」という理由からだという。
SNS上では批判の声が上がっており、多くのユーザーは宗教礼拝の場における「政治集会の開催」は、1905年の政教分離法第35条で禁止されていると指摘している。
ある専門家はメディアに対し、こうした演説を許可することによって「フランス社会は価値観の崩壊を許し、2000年にわたるキリスト教文化を放棄することになる」とコメントした。
また、大統領も務めたシャルル・ド・ゴール将軍の孫ピエール・ド・ゴール氏は「フランスの歴史上、国王でさえも神聖な内部で演説を敢行したことはない。だが、この男は神にも、フランスにも、国民にも、何の信仰も持っていない」とマクロン氏を非難した。
2019年4月15日、ノートルダム大聖堂で史上最悪の火災が発生した。大聖堂の尖塔が崩壊し、建物の枠全体が炎に包まれた。この火災で、樹齢100年の樫の木の梁からなる屋根組みが焼失した。
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