台湾がウクライナ軍事支援を開始か？
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台湾当局は米国の仲介で、余剰の地対空ミサイル・システム「ホーク」をウクライナに供与した可能性がある。米『フォーブス』誌が米国防総省の元高官の話として報じた。この供与によって、台湾は「ウクライナ空軍に対する最大のスポンサー国の1つ」になった。
この供与でウクライナ軍は、合計で最大15基のホークミサイルを配備することができた。ホークには最低でも6基の発射装置が搭載されており、その各装置に3発ずつのミサイルが装填できる。フォーブス誌は、この計算からホークがウクライナ空軍のほぼ3分の1を構成している可能性があると書いている。
フォーブス紙は、この情報によって昨2023年、米国の仲介で台湾とウクライナの間に対空防衛システムの取引が行われる可能性があると報じられていたことが裏付けられたと伝えている。
米国務省は4月、ウクライナにホークの修理キット、1億3800万ドル相当を売却する可能性を承認した。米国防総省の安全保障協力局は、ホークの修理キットの提供について、「地域の基本的な軍事バランスを崩すものではなく」、また、米国の「国防力を低下させる」ものでもないとコメントしていた。
