オレシュニク使用は西側諸国への「明確なシグナル」=エジプト退役少将

© Пресс-служба Минобороны РФ / メディアバンクへ移行ウクライナに向けて発射されたロシアのミサイル。
ウクライナに向けて発射されたロシアのミサイル。 - Sputnik 日本, 1920, 24.11.2024
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ロシア軍が最新の中距離ミサイル「オレシュニク」を初めて用いたことについて、エジプト空軍参謀本部のヒシャム・アル=ハラビ退役少将はスプートニクに対し、「戦場で極超音速兵器を使用するということ自体が非常に明確なシグナルである」との見解を示した。

「ロシアは極超音速ではないミサイル、つまりマッハ5を超えないミサイルを用いることも可能だが、戦場で極超音速兵器を用いるということ自体が、ロシアが無敵の極超音速兵器を保有しているという非常に明確なシグナルとなっている」

同氏は「欧米にはこのタイプのミサイルを迎撃する手段がない」と強調。
「つまり、このメッセージには2つの意味がある。通常兵器によるエスカレーションを警告する非核の警告と、これらのミサイルに戦術核兵器が搭載される可能性があるという長期的な核の警告だ」と付け加えた。
ロシア軍は21日、ウクライナ東部ドニプロペトロフスクに向けて最新の中距離ミサイル「オレシュニク」を初めて使用した。プーチン大統領は、オレシュニクが戦闘の中で試験的に発射されたのは、ロシアに対するNATO諸国の攻撃的な行為への返答であると明示した。
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