日本贈与のエムポックスワクチンで、コンゴの子どもへ接種可能に

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エムポックスワクチン - Sputnik 日本, 1920, 14.12.2024
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エムポックス(サル痘)の感染が拡大しているコンゴ民主共和国に来週、日本が提供するエムポックスワクチン300万回分が到着する。ロイター通信がアフリカ疾病対策センターを引用して報じた。日本は9月、 ワクチンと接種の際に使用する注射針を贈与すると発表していた。
報道によると、日本が提供するのは熊本県のワクチンメーカー、KMバイオロジクスが開発したLC16m8ワクチン。
コンゴではすでにワクチン接種が行われているものの、エムポックスに対して特に脆弱な子どもに使用できるものが整っておらず、日本が供与するワクチンによって子どもへの接種が可能になるという。

世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は8月、エムポックスの感染状況について、国際的な公衆衛生上の緊急事態を宣言した。WHOは11月、LC16m8ワクチンをエムポックス流行に対する緊急使用ワクチンリストに加えた。日本WHO協会によると、この動きは日本政府がコンゴにワクチン及び注射針を寄付すると発表したことと関連しており、 これは現在のエムポックス緊急事態への対応として発表された寄付パッケージとしてはこれまでで最大規模だという。

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