バイデン氏が退任演説 ロシアについては言及なし

© AP Photo / Jonathan ErnstPresident Joe Biden speaks from the Oval Office of the White House Thursday, Oct. 19, 2023, in Washington, about the war in Israel and Ukraine.
President Joe Biden speaks from the Oval Office of the White House Thursday, Oct. 19, 2023, in Washington, about the war in Israel and Ukraine. - Sputnik 日本, 1920, 16.01.2025
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バイデン米大統領は現地時間15日、退任に際して大統領執務室から国民に向けて最後の演説を行った。演説は約15分間行われたが、バイデン氏はロシアや露米関係、ロシア指導部について一度も言及しなかった。
自身の業績について
NATOを強化し、ウクライナの自由を守ることができた。
米国は競争において中国を追い抜いた。
ガザでの停戦と人質解放の計画は、自身の陣営によって策定され、合意された。
トランプ次期大統領への平和的な政権移行を確実にした。トランプ氏とその陣営の成功を祈っている。
自身が懸念している点について
少数の富裕層に権力が「過度に集中すること」は危険な現象である。
中国ではなく米国が人工知能(AI)の世界的な発展を主導すべきだ。
大統領が在任中に犯した罪の責任を逃れられないよう、憲法を改正するべきだ。
米国を脅かしかねない技術複合体の発展について懸念している。
米国人は大量の偽情報に支配されており、それが権力の乱用につながる状況を生み出している。
2021年1月に大統領に就任したバイデン氏の任期は今週で終了する。20日にはドナルド・トランプ氏が第47米国大統領に就任する。
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