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イランでは先週から国政に反対する集会が開始されていた。
12月28日、まずシーア派の聖廟都市マシュハドでおよそ200人の市民が経済状態への不満を表し、反政府的なスローガンを大声で叫んだ。このデモで無許可の集会に参加し、国家財産を破壊したとして警察によって52人が逮捕されると、デモの波は首都テヘランをはじめとする全国の大都市に波及した。
集会は当初、物価高を訴える内容だったものの、その後直ちに国政、教権的支配に反対するものへと膨らんでいった。集会参加者はイランが国際紛争に積極的に参加するため、これに莫大な支出がかさんでいるとして政府を非難している。
トランプ米大統領も先日、ツィッターを通してイランの反政府集会への支持を表していた。