北朝鮮、酒とビールを混ぜないよう国民に呼びかける

北朝鮮の国営ラジオ局「朝鮮中央放送」は、新年を祝う際にビールと酒(焼酎)を混ぜないよう国民に呼びかけた。2日、韓国の聯合ニュースが報じた。
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朝鮮中央放送は「一晩に80ミリグラム以上の酒(焼酎)を飲むべきではない。さらに酒とビールは別々に飲んだ方がよい。アルコール飲料をあまりにも大量に摂取したり、あるいは酒とビールを混ぜた場合には、体温調整で重要な役割を担っている心臓や肝臓に悪い影響を及ぼす恐れがある」と伝えた。

韓国では、軍事独裁政権時代に韓国住民の間で強い酒とビールを混ぜる「爆弾酒」を日常的に飲むのが流行ったため、今回の北朝鮮メディアの呼びかけに注目された。

聯合ニュースによると、以前、北朝鮮で「爆弾酒」を飲んでいたのは高官のみであり、一般の人々は2010年ごろまで爆弾酒の飲み方を知らなかった(脱北者の情報)。ラジオ局が注意を呼びかけたのは、酒とビールを混ぜる飲み方が社会に広まったことを意味している可能性があるという。

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