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「ワシントン・フリービーコン」の報道によれば、密書が送られたのは昨年9月、北朝鮮が6度目の核実験を実施した直後。ワシントン・フリービーコンは入手したという中国共産党の極秘資料を同時に流している。
文書には中国は北朝鮮が自制を示すのであれば、国連案安保理決議の制裁決議を中国は象徴的に実施するにとどめると書かれている。
中国は北朝鮮との関係では西側諸国の間で様々な憶測を呼んでおり、これに関する先走った報道を中国が慌てて否定する例が増えている。昨年末も韓国のマスコミによって中国軍と米軍が北朝鮮に関する「ホットライン」の設置で合意したと報じられ、これを中国軍部が否定したばかり。この他にも欧州のメディアが、中国が国連安全保障理事会による制裁を迂回して、北朝鮮に石油を販売していると報じたため、これも中国国防省によって直ちに否定されている。