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ロシア国防省によると、昨年12月31日夜、フメイミム基地が戦闘員の破壊工作グループによる迫撃砲の不意の攻撃を受けた。結果、軍人2人が死亡した。 シリアの情報機関が、砲撃に関与した人物らの捜索と殲滅に関する活動を行っているという。また国防省は、基地の警備が強化されたと伝えた。
シリアのアサド大統領の要請で2015年9月30日に始まったロシア航空宇宙軍の対IS軍事作戦が今年12月に完了した。シリアにあるロシアのフメイミム空軍基地を訪問し、部隊の大部分の撤退開始を命令したロシアのプーチン大統領がこれを発表した。
ロシアのショイグ国防大臣によると、シリアには2つのロシア軍基地が残され、地域の戦略的安定を維持し、テロリストのシリア侵入を阻止する役目を果たす。