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それによると、王族の水道・電気代を国庫から支払うことを拒否するサルマン国王による命令を廃止するよう求めていた王子の一団を国王親衛隊が逮捕した。近く裁判にかけられるという。
同紙は、先にサウジ指導部が、全ての国民が法の前では平等であると再三にわたって発表していたとしている。
１１月初め、ムハンマド皇太子が率いる反汚職委員会は、財政・金融犯罪や汚職に関わっていたとして王族や国家公務員、企業家数十人を逮捕し、全体で３００人超が取り調べを受けた。ムハンマド皇太子は米ニューヨークタイムズ紙とのインタビューで、拘束者の９５％が示談に合意し、近年１千億ドルに達した損失を補償するため、自らの資産の一部を当局に引き渡したと明らかにしていた。