ベネズエラ議会、独自の仮想通貨発行に関する決定を取り消す

ベネズエラ議会は、自国の仮想通貨「El Petro」の発行は国の憲法に反するため違法であると発表した。Economistaが伝えた。
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カルロス・バレロ議員は「この詐欺的な政策を誰も調査していなければ、承認もしていない」と述べ、「国のインフレ率が2616%に達した時、どのような仮想通貨が国の問題解決に役立つというのか」と語った。

議員らは、オリノコ川流域の石油備蓄によるEl Petroの価格保証は国の法律に直接違反するとの見方を示している。

12月3日、ベネズエラのマドゥロ大統領は、同国で独自の仮想通貨El Petroが発行されると発表した

なお採択された決議によって、政府がその計画を放棄することはないものとみられる。

ベネズエラの一院制議会は、2017年7月の憲法制定会議招集後、事実上、最高立法機関の役割を失った。

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