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研究者らは夢を見ている最中に記憶データーの消去メカニズムがブロックされている事実をつきとめた。これにより夢は思い出を記憶し、思い出をためることにポジティブに影響していることがわかった。
同研究所のジェイコブ・ベリー氏は「われわれは夢が記憶を守り、忘れっぽさを起こさせないようにする神経伝達物質を活性化させている事実をつきとめた。動物実験を行うと、動物にも人間と似たような眠りを要求するメカニズムがあり、類似した記憶のトレーニングや形成のメカニズムがあることがわかった。つまりこの研究によってヒトの夢と記憶の相互関係に光が当てられたことになる」と語っている。