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「シベリアの巨人」 新種の恐竜発見【写真】

ロシアのサンクトペテルブルク大学とトムスク大学の古生物学者らが、これまで知られていなかった古代の爬虫類の新種を発見した。サンクトペテルブルク大によると、1億2千万年前の地球に生息していたこの恐竜は「シビロティタン(Sibirotitan)」と名づけられた。
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シビロティタンは「竜脚下目」と呼ばれる巨大恐竜のグループに属するという。

シビロティタンは、その属するグループで最大の種ではなかったが、どっしりとした長い尾と細長い首を持ち、体重はおよそ10トン、頭から尾の先端までの長さは約12メートルだった。

シビロティタン(Sibirotitan)

四足歩行のシビロティタンは植物を常食とし、その巨大なサイズのおかげで、肉食恐竜による攻撃にさらされることは滅多になかった。

シビロティタンを復元する際、ケメロヴォ州で様々な年に発見された歯や椎骨、長さ約50センチの仙骨部が研究者らにとって助けになった。同州は、ロシアで最も有名な恐竜化石産地の一つ。

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