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アフガン難民のフセイン・K容疑者は昨年9月に逮捕されたが、証拠が長い間なかった。犯行時刻にフセイン容疑者が取った動きを解明する助けになったのは、没収された携帯だった。
容疑者の携帯にインストールされていたヘルスケアアプリは、バックグラウンドで所有者の動きを記録し、距離と時間、歩数を計測するほか、走る状態と歩く状態、階段を上る状態を判別する。
フセイン容疑者のiPhoneには、2度階段を上ったことが記録されていた。捜査によると、被害者の遺体は川に遺棄された。
捜査員が犯行現場に出向き、アプリが記録した動きを再現すると、容疑者が川の堤防に上下した動きと関係している可能性があることが明らかになった。