手作り潜水艇の所有者、スウェーデン人ジャーナリスト殺害で正式に起訴される

コペンハーゲン検察庁は16日、手作り潜水艇「ノーチラス号」を取材したスウェーデン人ジャーナリストのキム・ウォールさんが殺害された事件で、「ノーチラス号」の所有者ピーター・マッセン容疑者を起訴した。
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プレスリリースでは、「本日ピーター・マッセンを殺人で起訴した」と述べられている。

なお、殺人は計画されたものだったが、それがどのように実行されたのかは明らかになっていないという。ウォールさんは喉を切られたか、あるいは絞殺されたとみられている。

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またマッセン被告は、遺体へのわいせつ行為や、性交ではない別の性的行為でも訴えられている。検察はまず終身刑あるいは一定の刑期を有する定期刑を求めている。また起訴状では、処分を目的とした潜水艦の押収も提案されている。

プレスリリースによると、検察官のヤコブ・ブク=イプセン氏は「これは非常に珍しく、極めて残酷な事件で、キム・ウォールさんとその親族にとって悲劇的な結果となった」と述べた。

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