慰安婦像の隣にさらにもう一つ像が設置されるかもしれない?

日本の河野外相は訪問先のカナダ・バンクーバーで韓国の康外相と朝食を交えて会談し、韓国の市民団体が同国・釜山の慰安婦像の隣にさらにもう一つの像を設置する計画について触れた。共同通信は17日、河野外相は徴用工像の設置計画が実施されないよう適切な対応を取るよう韓国政府に求めたと報じた。
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先に、韓国の市民団代が徴用工像の模型を発表したと報じられた。9月18日に行われた集会で、2018年5月1日に釜山の日本領事館前の慰安婦像の隣に徴用工像が設置される計画が明らかになった。

1月16日、バンクーバーでの外相会合の場で河野外相と康外相が会談した。両氏は北朝鮮の核問題や慰安婦問題をめぐる争いについて議論した。康外相は、慰安婦問題の解決に関する韓国と日本の2015年の政府間合意について、最終的な解決にはなっておらず、韓国側の主張を満たしていないと指摘、また元慰安婦を支援する財団に日本政府が拠出した資金を韓国政府の予算で負担する方針も伝えた。日本のマスコミによると、河野外相は、日本の安倍首相による正式な謝罪を含むさらなる措置に関する韓国政府の要求を拒否した。なお康氏は安倍首相の平昌五輪出席の可能性について、韓国は出席という決定を歓迎する用意があると指摘したという。

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