米国務長官、対北朝鮮経済制裁の効果を説明

ティラーソン米国務長官は17日、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に対する国際的な経済制裁がどのような効果をもたらしているかについて語った。
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米カリフォルニア州スタンフォード大学で演説したティラーソン氏は、カナダのバンクーバーで16日に開かれた会合で提供された、日本による情報を引用した。

ティラーソン氏は、日本当局がしばらく前、北朝鮮の漁船およそ100隻を収容したとして、「これらの船に乗っていた人々の3分の2は死亡していた。彼らは北朝鮮から逃亡しようとしていたのではない。死ななかった人々は帰国を希望したため、彼ら(日本人)はこの人々を北朝鮮に戻した。日本人が明らかにしたところでは、この人々は食料不足が原因で、冬場の漁に派遣された。帰るための十分な量の燃料を積まずに漁に送り出されたのだ」と語った。

国連安全保障理事会は12月、北朝鮮政府に対して新たな国際的制裁を科した。決議はまた、国連の全加盟国に対し、北朝鮮からの労働移民を帰国させることを義務づけている。さらに、燃料や一連の他の商品の北朝鮮への重大な供給制限も導入された。

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