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ザギトワは自己最高記録の80.27を獲得。世界最高記録はメドベージェワ選手が2017年世界選手権でとった80.85で今回のザギトワも破れなかった。
2位のメドベージェワは78.57を獲得。
3位にはイタリアのカロリーナ・コストナー選手(30)が78.30で入った。
ロシアのソツコワ選手は68.70で4位。
フリープログラムは2日後の20日(土)に行われる。
アリーナ・ザギトワ選手
© Sputnik / Ramil Sitdikov
メドベージェワ選手は「今日は怪我の後遺症は感じなかった。健康状態は全く大丈夫。心配しないでください」と述べたうえで、演技については「ショートプログラムの滑りには満足していない。それでも万事良好にするため、ねじを締めなおす時間はあるわ」と付け足した。
ザギトワ選手はここ半年、めきめきと力をつけ、グランプリファイナルとロシア選手権と重要度の高い大会での優勝が続いたことから、メドベージェワ選手の最大のライバルと噂されてきた。本選手権はザギトワ、メドベージェワという同じ監督につく最強選手がそろって出場することから、スポーツ紙には「女王対決」というタイトルが踊っていた。
ショートプログラム終了後、ザギトワ選手はメドベージェワ選手との対決について、「トレーニング時から常に一緒に滑っており、競い合うといっても普段と何ら変わりはありません」と答え、「私はメドベージェワ選手とは第1に良い友達で、次にライバル同士なんです」と語っている。