日本外務省、クリル沖で拿捕の漁船を巡る状況を調査

ロシア国境警備隊に停船を命じられ、現在クナシル(国後)島で検査を受けている日本の漁船について、日本政府は状況を調査している。19日、東京で開かれた記者会見で、河野外相が発表した。
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外相は、「事実関係を調査し、しかるべく対応をしていきたい」と述べた。河野氏によると、「操業日誌の不実記載の疑いがあるということで、今調査が行われている」という。

この前日、日本外務省は、17日から18日にかけての深夜、北海道根室市沖の公海上で、乗組員10人が乗った日本の小型漁船がロシア国境警備隊による臨検を受けたと明らかにした。その後、漁船はクナシル島ユジノクリリスクの港に曳航され、ロシアの法律に従って追加検査を受けている。同省は、漁船の返還についてロシア側と協議を行っているとしている。

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